90年代を代表するJ-POPアーティスト、広瀬香美の5thシングルです。"歌モノ"にしては、かなり跳躍的で運動量の大きいメロディー・ライン。3rdシングルの「ロマンスの神様」と同様、初めて聴いたときは強いインパクトを受けました。

実は彼女は国立音楽大学の作曲学科出身で、自身の声域と声質を活かす旋律の在り方を研究していたのではないかと思います。作曲の他に、作詞、編曲もこなし、その上ヴォーカルは一級品。まさに"オール・イン・ワン"の存在で、ヒット曲連発の当時の威勢には"才能の爆発"を感じました。

次は、7thシングルの「ゲレンデがとけるほど恋したい」。あえて前半の抑揚を抑え目にして、後半の盛り上がりを演出しているところが上手い・・・。以前に書いた「ウィンク・キラー(OMENS OF LOVE)」と同じく、とてもアスレティックな楽曲の展開です。



さすがはアルペンのCMソングですね・・・。


Alpen Best-Kohmi Hirose
(アルペンCMソング集)